M―1ファイナリスト 大健闘も初めて感じた「悔しい」 人生を変えたR-1王者からの助言とは?
2021年04月06日 18:10
芸能
そんな時に助言をくれたのが、「R―1ぐらんぷり2016」の王者・ハリウッドザコシショウ(47)。「長谷川がバカなんだから、バカを全面に押し出せ」との言葉を掛けてもらい、何が一番バカかを考えた結果、漫才冒頭でおなじみの「大きい声であいさつ」にたどり着いたという。本気で努力するようになった錦鯉は、月に5本新ネタを作るライブを続け、昨年ついにM―1決勝に進出。4位と健闘した。
念願だったM―1決勝の舞台。渡辺は「負けても『清々しいかな』ぐらいに思っていた」という。しかし、頂点に立てず「人生で初めて悔しいという気持ちが芽生えた」と当時の心境を回想した。
その経験から、渡辺は「悔しいと思えるぐらい本気で生きたほうがいい。悔しい気持ちは目的に向かって本気で努力して、それを達成できないと生まれない。目的があって悔しいと思わないと人間は成長できない」、長谷川は「『どうせ俺はここまでだ』『1位とか2位を取るタイプではない』と思っている人は逃げているだけ。そういう人は本気を出してみてください。気持ちのいい悔しさを得られる」と呼びかけていた。