泉ピン子 橋田寿賀子さんが男性ディレクターに激怒した過去明かす「『合戦なんかして!』って」
2021年04月09日 17:49
芸能
女性を主人公に戦国時代を見つめた81年のNHK大河ドラマ「おんな太閤記」の撮影中、主人公・ねね(佐久間良子)の義妹・あさひ役で出演していた泉は橋田さんが男性ディレクターと衝突した時のことを鮮明に覚えているとした。「今までの大河ドラマって合戦の場があるのに、戦を1シーンも作らないでディレクターとケンカしてましたね。(ディレクターが)男だから合戦の場が欲しいからって1シーン入れちゃったんですよ。そしたら『合戦なんかして!』ってメチャ怒って」と説明。「『なぜ戦をしなきゃいけないんだ、残されるのは女だろ』って亡くなっていく悲しみとかを書いたのは橋田寿賀子じゃないですか。『戦なんか書かなくたって、ドラマ書けるだろ』って言うのがあの人の信条じゃないんですかね」とおもんぱかった。
また「『戦争はダメだ』、『戦争ほど怖いものはない』って言ってました。だから『平和でなければいけない』ということを言ってましたね」とし、「貧しい中の強さ、逆境をばねにして生きてくるっていう、こうでありたいっていう人間を書いているんじゃないかな」と話した。