茂木健一郎氏、ユーチューバー・ゆたぼんの“中学校不登校宣言”を支持「学校行かなくちゃ…は時代遅れ」
2021年04月10日 22:10
芸能
ネット上で大きな話題を呼んでいるこの意見に、茂木氏は「ゆたぼんが中学校に行かないのは、なんの問題もないと思います」というタイトル動画でエールを送る。「そもそも学びっていろんな形があって、『ホームスクーリング(家庭に拠点を置いて学習を行うこと)』って当たり前なんですよね。アメリカだと100万人単位でやっていて、しかもその子どもたちの方が成績良かったりするんですよ」と持論を語る。
「そもそも『ペーパーテストの結果にどんな意味があるんですか』『そもそも学歴にどんな意味があるんですか』って話を前提に言いますけど『ホームエデュケーション』で学んだ子の仕上がりっていいんですよね。学校行かなくちゃ学習ができないというせまい教育観とか、そうじゃないと常識が身に付かないっていう考え方が、時代遅れなんですよ。じゃあ真面目に優等生で東大に行ったらクイズ番組出るのかい?」と皮肉を込めて語った。
実際、ゆたぼんと対面したこともあるといい「見た瞬間にいい子だなと思って。小さなアクセサリーみたいなのを作るのに熱中していて『この子は自分でもの考えてやってるな』って思って、ユーチューバーで大活躍なのは皆さんご存知の通りですよね」と茂木氏。
ゆたぼんの両親の印象については「きわめて常識的な物事が分かっていた方々でしたよ。それを勝手に両親像を作り上げて『親がこうだから子どもはこうなんだ』っていうのはまったく事実じゃないし、どこまで心がせまいんだろうと思いますね」とし「ゆたぼんの言ってることはまったく間違ってなくて、それを間違ってるって言ってる人たちが間違ってると思いますね」と擁護した。