宝塚歌劇団雪組トップスターの望海風斗(のぞみ・ふうと)が11日、退団会見を行った。千秋楽を迎えたミュージカル「fff―フォルティッシッシモ―」の本公演終了後にサヨナラショーを実施。雪組ゆかりの歌と踊りで魅せ、最後は他の退団者らと「TAKARAZUKA FOREVER」を合唱した。
会見では「宝塚は私の全てでした。明日からの人生が全く想像つきません。それくらい人生を懸けていた場所でした」と振り返った。今後については「どのような人生を歩んでいくかゆっくり考えたい」。結婚についても「今のところ寿の予定はありません」とし、笑いを誘った。
望海は2003年に初舞台を踏み、花組に所属。14年に雪組へと組替えし、17年からトップスターを務めた。