岡田晴恵教授 「スタジオの外では泣いていた」新型コロナ拡大止まらず…虚しさ吐露
2021年04月12日 15:08
芸能
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使命感にかられていたといい、「流行をどうにかしたかった。本当は緊急事態宣言を出したくなかった。出さないためには流行を止めたかった。今やることはこれ、今やることはこれ、じゃないと先がこうなっちゃう。前へ前へ説明することを頑張ってきた」と明かした。
共立薬科大の大学院で薬学修士号を取得。さらに順天堂大の大学院で医学博士号を取った後、国立感染症研究所でさまざまな感染症と向き合った。「感染症研究所では、在職している時にSARSというコロナバイラスの流行が2003年にありまして、その対策も目の前で見てきた。パンデミック対策というか、感染症対策を一から叩き込まれてきました」。その後、大学教授として教える立場になり、「研究所から大学に移ったことでやることは一緒」という思いで教壇に立っていることを明かした。
感染症の専門家として、新型コロナの猛威には無力さも感じたという。「どんどん感染者が増えたり、緊急事態宣言を出さなければいけない状況になった時には、泣きたい気持ちになっちゃって」。そんな時に心の支えになったのは、黒柳の著書の一節だったという。「徹子さんのご本で、『トットちゃん』の大人版の方で、『スタジオでは泣くな。川原で泣け』って書いてあったじゃないですか。私は川原まではもたなかったけど、スタジオでは泣かないんだと(思っていた)」。出演後、「スタジオの外では泣いていたということはあった」といい、「ディレクターさんがよくティッシュボックスを持って来て」と明かした。