松山マスターズV視聴率、瞬間最高17・7% 朝8時でも列島興奮!小笠原アナ「しゃべりがいあった」

2021年04月14日 05:30

芸能

松山マスターズV視聴率、瞬間最高17・7% 朝8時でも列島興奮!小笠原アナ「しゃべりがいあった」
「マスターズ2021」松山V生中継視聴率推移 Photo By スポニチ
 男子ゴルフ・松山英樹(29)のメジャー初優勝を伝えたTBSの中継番組「マスターズゴルフ2021 最終日」(12日午前5・00~8・20)の平均世帯視聴率が、12・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。1976年に同局がマスターズの中継を始めて以来、最高の数字。過去最高だった2009年の9・2%を2・9ポイント上回った。
 瞬間最高視聴率は午前8時5分の17・7%。午前8時3分に優勝を決めた松山がクラブハウスへ引き揚げていき、ウイニングパットがリプレーされた場面。実況を担当した小笠原亘アナウンサー(48)は優勝が決まった後に、解説の中嶋常幸(66)宮里優作(40)両プロとともに感涙して沈黙。午前8時5分は、涙声で再び話し始めたタイミングだった。

 小笠原アナは「他局が一斉に優勝の速報を打って、視聴者の方が流れてきたら、おじさん3人が泣いている場面だったんだと思います」と笑いながら「でも、うれしいですね」と振り返った。

 松山のスタートホールから6番途中までは、午前3時30分から同5時の枠で放送。平均視聴率は5・4%だった。このまま同5時に後半の中継が始まり、5時台としては異例の7%台でスタートした。徐々に数字を上げ、松山がハーフを終える直前の同5時46分に10%を超えた。

 その後も右肩上がりで上昇。17番で15%を超え、勢いをつけて18番に突入。ウイニングパットを決めた同8時3分は17・6%だった。一方、15番で奥の池に打ち込んだ後には、1ポイント近く下落。ハラハラの展開に「もう見てられない」とチャンネルを替えた人も多かったのかもしれない。

 午前中では異例の高視聴率。小笠原アナは「多くの方が見てくれたと思うと、我々も作りがい、しゃべりがいがあった。松山選手のおかげでゴルフを知って“こんなに素晴らしいスポーツなんだ”と思ってくれた人がいたと思う。そういう方々が見てくれたことがうれしいですね」と喜んだ。

 松山の出身地の愛媛地区では14・7%、中学、高校を過ごした高知地区は午前6時からの放送で16・5%を記録。母校の東北福祉大がある仙台地区では11・6%だった。
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