戸田恵子 「中途半端な路線」だったアイドル時代「演歌とフォークが混ざったような…全然売れなくて」
2021年04月14日 15:50
芸能
ジャンルは「演歌とフォークが混ざったような。ちょっと中途半端な路線でやっていたんですけれども」とし、「地方に営業にも行ってましたし、バラエティー番組でコントをやったりとか。高校に行きながら、そういうことをやっていた3、4年でしたね」と振り返った。
そうして19歳で声優・俳優の故・野沢那智氏が主宰していた劇団に所属。「20代はそこに全部費やして。舞台でのお芝居を一から叩かれて」と芝居の基礎を学んだとした。劇団を辞めた「30歳ぐらいで出会いがありまして」アンパンマンに。「やなせたかし先生から『この役を君で』という風に言っていただいて」と語った。ジュリア・ロバーツ(53)やジョディ・フォスター(58)といった有名女優の映画の吹き替えもこなした。
テレビドラマに女優として出演したのは39歳の時、三谷幸喜氏脚本の「総理と呼ばないで」だったとし、「三谷幸喜さんからお話をいただいて、私は最初40になろうというときに、何か新しいことを始めようという勇気もなくて、一度は丁寧にご辞退したんですけど、もう一度背中を押してくださって。やらせていただいたんですよね」。そこから「テレビドラマのお仕事をいただくようになって。今に至るという」としみじみと話した。