究極の歯磨きソング「イ~ハ~」で「吉田山田」と歌って学ぼう NHK「みんなのうた」で人気の男性デュオ

2021年04月15日 05:30

芸能

究極の歯磨きソング「イ~ハ~」で「吉田山田」と歌って学ぼう NHK「みんなのうた」で人気の男性デュオ
歯みがきソング「イ~ハ~」を書き下ろした吉田山田の吉田結威(左)と山田義孝 Photo By 提供写真
 男性デュオ「吉田山田」が究極の歯磨きソング「イ~ハ~」を制作した。コロナ禍で虫歯リスクが上がっていることを背景に、生活用品メーカー大手「ライオン」の依頼を受けて書き下ろした。子供向けの歌だが大人にも役立つもので、歌に合わせた動画が15日から同社のウェブサイトで公開される。
 吉田山田は老夫婦の日常を描き、NHK「みんなのうた」で5回も再放送された「日々」(13年)が代表曲。「イ~ハ~」はそんな2人組が生み出したコロナ禍の生活に寄り添う一曲だ。♪まずはかみ合わせ4カ所からみがいていこう 最初は左上のかみ合わせから…と、ライオン歯科衛生研究所が推奨する歯磨き順を基に作詞。カントリー調の陽気なナンバーに乗せた歌詞に合わせて磨いていくと、全ての歯を一通り磨くことができる。磨き順を解説したポスターも製作され、求めに応じて全国の小学校などに歌や動画の素材と合わせて送付される。

 コロナ禍の歯の健康への影響は多くの専門家が指摘。「ライオン」が10~70代を対象に実施した3月の調査では「コロナ禍で間食の頻度が増えた」と答えたのは14・1%だったのに対し「コロナ禍で歯磨きをする頻度が増えた」と答えたのは8・0%。さらに「コロナ禍で歯科医に通院する頻度が減った」と答えたのは7・8%で、間食の増加と比較して、歯磨きや口内ケアの意識が低いとの結果が出た。同社の太田博崇オーラルケアマイスターは「コロナ禍で虫歯リスクが増えています。お子さんだけではなく、大人もぜひ歌に合わせての歯磨きを試してほしい」と呼び掛けた。

 同社サステナビリティ推進部の小和田みどり部長は吉田山田について「老若男女問わず幅広い人たちに受け入れられているところが、私たちの目指す歯磨き歌のコンセプトに合っている」と語る。吉田山田の山田義孝(37)は「この曲と映像を見て“正しく”そして“楽しく”歯を磨いてもらえたらうれしいです」と効果を期待した。(飯尾 史彦)

 《軽く小刻みに磨こう》太田マイスターは「力を入れ過ぎず、小刻みに動かす」と歯磨きのコツを挙げた。「歯ブラシの毛先が広がってしまうような磨き方では歯茎を痛めてしまう。ゴシゴシと大きな磨き方では歯と歯の間のくぼみが磨けない。軽く小刻みに磨くことが大切です」と解説した。同社は歯ブラシを1カ月に1回替えることを推奨している。

 《ピコ太郎は手洗いソング》コロナ禍では感染防止に一役買おうと、手洗いソングが発表されてきた。ピコ太郎(自称57)は昨年4月、世界的に大ヒットした「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」(16年)の手洗い替え歌版「PPAP―2020―」をYouTubeで公開。同3月には、嵐やKAT―TUNらジャニーズ事務所のアイドル13組が手洗いダンスを披露した動画「Wash Your Hands Story」がYouTubeで公開され人気を集めた。

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