三村マサカズ、コントへの思い熱弁　“代名詞”のツッコミ入れると「ブレる」

　お笑いコンビ「さまぁ～ず」の三村マサカズ（53）が19日深夜放送のテレビ朝日「さまぁ～ず論」（月曜深夜1・56）に出演し、コントづくりへの思いを語った。 　「さまぁ～ず」のコントが大好きだという、お笑いコンビ「ゾフィー」の上田航平（36）が論者として登場。「ここが凄い!さまぁ～ずライブ論」として、02年に「さまぁ～ずライブ3」で披露したコント「バケーション」を紹介。ハワイで4日間連続で雨が降り、遊びに行けない状況の中強がっているというコント。上田はこのコントの凄さを「ボケもツッコミもない。その強がるという空気感で爆笑を取る。とんでもないコント。天才ですよ」と力説した。

　ボケもツッコミもない攻めたコントに大竹一樹（53）は「三村ツッコミと言われて、お客さんは待ってたぐらいのとき。でも三村さんはそれをしたくない。俺のツッコミじゃなくて、コントで笑いを取りたいんだと」と当時を振り返った。

　これに三村は「コントがブレる。なので、もし『〇〇かよ』みたいなのを待ってるお客さんがいたときのために、ライブの頭のオープニングぐらいで固めて使ってるような。後はやめちゃってみたいな」と思い返した。

　さらに「ボケの人は（スベるのが）怖いからセリフにツッコミを入れたがる。だけど、俺はそのボケが面白いから、ツッコミなくていいよって、いつもそこで（大竹と）モメる」と明かした。また「空気で笑えるから。会話にツッコミってほぼないじゃない。俺はそれに近づけたい」と熱弁した。