片岡鶴太郎が人生初の作詞 河口恭吾に贈る「ぬれ椿」、ジャケットには「絞り椿」と名付けた絵を使用
2021年04月24日 05:30
芸能
09年から親交がある2人。河口が昨年11月に20周年イヤーに突入し、特別な一曲を作りたいと考えて、作詞を依頼した。「人の言葉の世界観に、自分の思いを乗せてみたいと思った」という。
片岡が書いたのは、椿をモチーフにした男女の別れの詞。♪夕暮れ ゆらゆら濡れ椿 この世の定め憂いながら――。河口がはかなく切ないメロディーを書き上げて完成した。
片岡は「椿は私のミューズ(女神)」と言う。38歳で絵を始めたきっかけも、隣家に咲いていた椿の花を描きたいと思ったから。「椿は美しいまま散っていく。その姿を見た時に、人として死しても美しい生き方をしたいと思った」と影響を受けた。詞では「美しく去っていく姿を表現した」と明かした。
河口は「桜」のヒットから18年。片岡は「恭吾さんには花の歌が合う気がするね」とヒットに期待を寄せた。片岡は河口の肖像画も贈っており、11月発売予定のアルバムのジャケットに起用される。