加藤浩次「初心忘れない」胸に刻むきっかけとなったあのスターの振る舞い「真っ裸で背中丸めて」

2021年04月24日 07:33

芸能

加藤浩次「初心忘れない」胸に刻むきっかけとなったあのスターの振る舞い「真っ裸で背中丸めて」
「極楽とんぼ」の加藤浩次 Photo By スポニチ
 3月末で吉本興業とのエージェント契約を解消した、お笑いコンビ「極楽とんぼ」加藤浩次(51)が、22日深夜放送のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」(木曜深夜1・00)に出演。“初心”を思い出すきっかけとなったエピソードを明かした。
 リスナーからのメールで「めちゃイケ!で思い出すことはありますか?」と質問された加藤。岡村隆史(50)から「思い出すんちゃうん、錦野(旦)さんのスーツ」と振られると、「めちゃイケの最終回で錦野さんが来てくれて、海にダイブして。一張羅で。俺も落ちたじゃない」と語りだした。

 海に飛び込んだ後、シャワーを浴びようとしたところ、先に錦野が入っており、裸でしゃがんでいたという。「何やってんのかなと思ったら、飛び込んだ時に着ていたスーツを洗ってた。あれ自前なのよ。その後、小倉で営業あるから着なきゃいけないからって自分で洗ってんだよ。スターが」と、錦野自ら衣装を洗濯していることに仰天したという。

 「俺たちはさ、濡れたりしたらバーンてそのへん置いちゃうでしょ。びっくりしたんだよ。スターが真っ裸で、風呂場の床でシャワーかけて自分のスーツ洗ってんだよ。背中丸めて。俺忘れないよ。振り向いた時の錦野さんの顔。“塩が残ったら明日ステージで塩吹いたスーツになるだろ。濡れたまま持って行ってホテルで乾かすんだ”って」と、錦野とのやりとりを振り返った。

 一張羅のスーツで海に飛び込んでくれた心意気と、自ら衣装を洗濯する背中を見せた錦野の姿に「その初心を俺ら忘れてんじゃないかって。忘れちゃいけないってな。一生懸命やってるっていうのを、もう絶対に忘れない」と胸を刻んでいることを明かした。

 これを聞いた矢部浩之(49)は「タレントの鏡やな」と感心。岡村も「(加藤の個人事務所の)82スタイルもそうやるんやろ。お願いされたら全力でやるっていうのはナインティナインもそうだから」と背筋を伸ばした。

 番組中、ナインティナインの2人に、極楽とんぼとして出演するBS日テレ「週末極楽旅」(水曜夜9・00)への出演をオファーして断られた加藤は「週末極楽旅出たくなっただろ?そして私服で飛び込んで、服洗おうって思ったでしょう?スーツ洗うパート用意するからみんなでスーツ洗おう!」と説得して笑いを誘った。
【楽天】オススメアイテム