志らく 都内4寄席の公演継続に「英断と言えば英断」「ただ1つ引っかかるのは…」
2021年04月26日 18:53
芸能
「お客さんがせいぜい入って200~300人ですよ?半分にしてやって100人ちょっとが移動するだけのことだし。この強行突破のニュースは英断と言えば英断。よくぞ言ってくれたなと」と称賛した志らく。「ただ、1つ引っかかるのは、理由が嫌なんです。社会の存在意義、社会にとってとても必要だ。だからこそ寄席はやるんだ!と組合から発表があったんですよ。よくそういうことを言うなあと思ってね」。
「エンターテインメントは必要な人にとっては必要。必要じゃない人にとっては全然必要じゃない。じゃあ必要じゃないものって何なの?ってことになってくるじゃないですか」と指摘。無駄なものに命を懸けてやっていることが落語家のプライドがあり、それが粋でもあるとしたうえで、「なのに、真正面から『社会生活において必要です』って言うと、イケメン俳優が出てきて『僕カッコイイですよ』って言っているようなもの。それは言っちゃいけないだろう」と、私見を述べていた。