TBS社長「あさチャン！」MC夏目三久と有吉弘行の結婚祝福　MC後任や今後の編成は未定

　TBSは28日、新型コロナウイルス拡大の影響で社長定例会見を中止したことを受けて、質問状に文書で回答。佐々木卓社長が、同局「あさチャン！」のMCでフリーアナウンサー・夏目三久（36）の結婚を祝福した。 　夫でお笑いタレントの有吉弘行（46）も同局で「櫻井・有吉THE夜会」、「有吉ジャポン2　ジロジロ有吉」とレギュラー番組を持ち、佐々木社長は「ご結婚、心よりお祝い申し上げます。私も大変嬉しく思っております。最初にお話を伺った時は、心がほっこり温かくなりました。おふたりの末永い幸せをお祈りしております」と祝福した。

　「あさチャン！」が終了する報道があり、夏目も今秋で芸能界を引退する意向を示しているが、後任や今後の編成については「まだ決まっていません」とした。

　4月からスタートし、視聴率で苦戦する朝の情報番組「ラヴィット！」については「他局との差別化を図るため、企画をバラエティ方向にシフトしました。今後も“ニュースなし、ワイドショーなし”の方針は変わりません。放送開始から１か月が経ち、ALL（個人全体）では苦戦が続いておりますが、新ファミリーコアでは、少しずつ反応が出始め、F1(女性20～34歳)では、民放の中で2位になる日も出てきました。今後、より多くの方に見ていただけるよう、企画を常にブラッシュアップしていき、新しい朝のバラエティとして定着することを目指します」と方針変更はしない姿勢を示した。

　また、フジ・メディア・ホールディングスで過去の外資規制違反が明らかになったことについて「今回のことは同じ放送事業者として大変重く受け止めています。引き続き法令順守の徹底に努めてまいります」とした上で、総務省からの確認要請を受けて確認を進めているとした。「回答についての詳細は、差し控えさせていただきます。当社においては、過去においても、外国人の議決権比率が20%を超え、規制に違反していたことはありません」とした。放送法の外資規制や20%の基準、法改正の検討については「外資規制や20%という基準の妥当性についてコメントすることは差し控えたいと思います。法律改正が検討されていることは承知しておりますので、放送事業者として注視しています。当社としては、法令を厳守するため、確認を徹底していくことに尽きると考えています」とコメントした。