高嶋ちさ子 毒舌ぶりに温厚な夫が“進化”「私に対してものすごく大きな口を叩くように」

2021年04月30日 14:48

芸能

高嶋ちさ子 毒舌ぶりに温厚な夫が“進化”「私に対してものすごく大きな口を叩くように」
高嶋ちさ子 Photo By スポニチ
 バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子(52)が30日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。結婚後の夫の“進化”について語った。
 歯に衣着せぬ物言いで知られている高嶋。夫と14歳、11歳になる息子がいるが、結婚して22年となる夫については、「進化したなって思うのは、私に対してものすごく大きな口を叩くようになったところです」と話した。「前はオドオドしてたんですけど、やっぱり助さん、格さんみたいな長男次男を従えて、援護射撃もあるから私に対してひどいことばっかり言うんです」と驚きの“進化”を遂げたとした。

 その“進化”を高嶋も歓迎している。「この年になると、外でやっぱりちやほやされたり、怖いってみんなすごく思って、何も言ってこない人が多いんですけど、家だとみんな本当に私のこと一番下に見てるんで。意外と心地いいみたい。何やってもダメな人みたいで」と笑顔で話した。「特に家のこと、洗濯も中途半端、掃除もできない、料理し終わっても火がつけっぱなしとか。何回火事になるかと思って」と自身の“ダメ主婦ぶり”を明かした上で「うちの夫はそういうの完璧なんで」と尊敬の念を口にした。

 結婚当初に番組に出演した際には夫について「ケンカしたことない。生まれてから一回も怒ったことがないんです」と話していた高嶋。この日も「生まれて初めて『バカ』って言われたのが私が初めてで30歳の時なんです。それでものすごくショックを受けたらしいんです。子供にはこんな思いをさせちゃいけないから、生まれた時から『バカ』に慣れさせるって言って、何かとバカバカ言っているんですよ」と笑わせた。

 夫は高嶋に「バカ」と言われた際に「人に『バカ』ってどういうことなの?」と返したというが、高嶋は「高嶋家は『バカにバカって言ってどこ悪いの、バカ!』まで言うんですよ。そこまで
がワンフレーズ。当たり前のこと言ったのに、何言っちゃってるのかな、って思ったんですけど」と毒舌ぶりを発揮。司会の黒柳徹子(87)からは「あなた凄いね、本当にね」と感心された。

 そのような家庭環境で育ったためか「まあ子どもたちは打たれ強いですね。学校で一番怖い先生にあたっても、何とも思わないって」と高嶋。「それはお母さんに比べるとということ?」と念を押されると「そうですね。けど実は私よりも夫の方が怖いらしいです。『ママは一緒にふざけてくれるけど、パパは絶対にふざけないから。それが怖い』って」と明かした。

 自身は夫が怖くないのかと聞かれると「1ミリも怖くないですけど。いつかキレるんじゃないかなというぐらい言ってもキレないです。すごい。どういう神経なのって。(自分が)ひどいこと本当に言うんです」としみじみ。「普通の奥さんだと『コーヒー!』とか言わないと思うんですけど、イライラしてると、『コーヒー!ミルク多め!』とかって言うんですけど、黙って『どう?ちょうどいい?』とかって言うんですよ。言った方が申し訳ない気持ちになっちゃう」と夫の優しさに感謝していた。
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