松本人志 バラエティーは「すごい危ない仕事になってきている」

2021年05月02日 12:10

芸能

松本人志 バラエティーは「すごい危ない仕事になってきている」
ダウンタウンの松本人志 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(57)が2日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。バラエティー番組が「すごい危ない仕事になってきている」と感じていることを明かした。
 番組では、バラエティー番組でのタレントへのツッコミについて話を展開。松本は「例えば、タレントAさんのトークが全然面白くなくて、強めにツッコんだらウケて、良かった良かったってなったんですが、その日の夜ぐらいにブログかツイッターで『すごい傷ついた。私はあんなこと言われたことないし、今も悔しく寝れません』って言われたら、こっちは負けというか」とシミュレーション。「少なからずそっち側につく人がいる。『松本が悪い!人を傷つける笑いは最低だ!松本は潮時だ!』ってたぶん言われるんです。完全に主導権は向こうにあって、それを言われたら、ほぼ『すみません』しか言えない。すごい危ない仕事にどんどんなってきているなと感じます。ここを見誤ってはいけないんです」との見解を明かした。

 番組を面白くするために「こっちも責任感でやってる」と松本。「昔なら『これや!』って思ったことを言ったけど、今は3つぐらい選んでソフトな方を選んでいる。すごく情けないんですけど。どんどんそうなってきてるんですよ」と語った。

 今後は「番組終わりで異論があったら、カットするようにディレクターに言ってくれと。そういうふうにした方がいいのかなって」とし、危なっかしいところに来ているなと。これでいいのかな」と悩みを吐露。「売れたもん負けな気がしている」としながらも「一瞬は炎上するし、その間はキツイ」とも語った。
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