ワッキー がん闘病を支えた妻の言葉明かし感謝「一家の大黒柱は向こう」「本当に自分は幸せ者」
2021年05月03日 22:45
芸能
ワッキーの体に異変が現れたのは昨年3月。のどにしこりができ、違和感を覚えた。大学病院で精密検査すると「ガンです」との告知が。2人の子どもや妻に心配をかけたくないとの思いから、当初は家族に伝えなかった。宣告から1ヶ月後、「中咽頭がん」と正式に診断され、妻に、涙ながらに報告した。
手術は行わず、抗がん剤や放射線治療を行うことに。コロナ禍もあり、「面会は基本はできないので基本は病室に1人の状態、ほぼ1人で闘っていた」とワッキー。抗がん剤との相性が悪く、吐き気などに苦しむ日々。不安で眠れない日々が続いたという。
そんな中、子どもとのテレビ電話に癒やされたし、「何も考えないですむというか。普段のパパに戻れるというか、日常の感じがして、ちょっとした幸せを感じる時間でした」と振り返った。
あゆみさんは入院中の夫を励ますため、子どもたちの写真や動画を送った。治療に関しての情報をさまざまな手段を用い、集めた。8ヶ月の闘病期間中、夫の前では辛い顔を一度も見せなかったそう。「とにかく大丈夫」と励まし続けた。
ワッキーは闘病・療養生活を経て今年2月、約10カ月ぶりに仕事を再開した。妻について、「一番近くで見てくれている人間が『絶対、大丈夫だから』って言ってくれるのは、一番励みになります」と告白。「一家の大黒柱は向こうなんじゃないかって思うくらい頑張ってくれています。ありがとうという言葉を何回も言いたいです」と、しみじみ。
あゆみさんは、闘病中に届いたたくさんの声援に触れ、「いろんな人から声援を聞いてやっぱり愛されていたんだなって思います」。ワッキーも周囲のサポートに感謝し、「本当に自分は幸せ者だなって思います」と、噛みしめるように話していた。