前田敦子 役作りのこだわり“ノープラン”の真意「それ以外のことができなくなっちゃう」
2021年05月04日 13:30
芸能
役作りのこだわりとして「ノープランで現場へ」と掲げた前田。「自分の中でそのシーンを想像し過ぎちゃうと、それ以外のことができなくなっちゃう」とその真意を明かし、「しゃべり方とか、練習しないほうがいいという先輩方が圧倒的に多くて。今も橋爪功さんとご一緒してるんですけど、絶対に声に出して読まないっておっしゃってて、(台詞は)すごい完璧に覚えてらっしゃるので、すごいなと思うんですけど」と語った。
「それがそのままリズムになって出ちゃうっていうのが、音楽をやっていた人たちのしょうがないことなんだって教えてもらったことがあって」とアイドルをやっていたからこその職業病も告白。「音に乗せてしゃべっちゃう、すると感情じゃなくて、流れになっちゃう。耳でっていうクセがもともと職業的に付いちゃってるから、それを崩したほうがいいよって言われたことがあって」と続けた。
そんな前田の憧れの女優は、昭和の大女優・若尾文子さんだという。映画「祇園囃子」(1953年)、「青空娘」(1957年)、「男はつらいよ 純情篇」(1971年)などの代表作は多数あるが、「大好きで」と目を輝かせた前田。「TSUTAYAに行った時に若尾文子さんの特集をされていて、どれ見ても可愛くて。もうジャケット買いが最初でした。お芝居も素敵だし、魅力的だし」と熱弁した。