中村吉右衛門が「七月大歌舞伎」で舞台復帰 急性心臓発作で4月から療養
2021年05月06日 16:06
芸能
松竹は4月30日、急性の心臓発作によるものだったことを発表していた。集中治療室から一般病棟に移り、治療に専念していることも明らかとなった。
吉右衛門は、東京・歌舞伎座での公演に出演した直後の3月28日夜、都内ホテルのレストランで食事中に倒れた。関係者によると、居合わせた人により心臓に電気ショックを与えるAED(自動体外式除細動器)による処置が行われ、そのまま近くの病院に緊急搬送されたという。
その後、予断を許さない状況が続いていたが小康状態に。関係者は「一般病棟で現在は舞台復帰に向けて治療に専念しています」と説明。松竹も「4月下旬に当面の間、療養に専念する必要があると診断されました」としていた。5月12日開幕予定の歌舞伎座「五月大歌舞伎」の第3部「八陣守護城 湖水御座船」は降板し、代役は中村歌六(70)が務めると発表していた。