「タイタニック」金ロー吹き替え版 2週連続放送!レオ様役・石田彰 あの舳先抱擁シーンに苦労
2021年05月07日 06:30
芸能
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日本においても当時、歴代興行収入1位となる262億円を記録。現在も「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」「千と千尋の神隠し」に次ぐ3位。実写作品として、また洋画としては依然、歴代1位の座をキープしている。
今回の“金ローオリジナル吹き替え版”の「タイタニック」はDVDや配信で見られない貴重なもの。ジャックの声は若き日の石田が担当。「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の猗窩座役、「エヴァンゲリオン」シリーズの渚カヲル役などで知られる。
石田は「この度、金曜ロードショー視聴者リクエスト企画第4弾として『タイタニック』をお届けする運びとなりました。今回、私がレオナルド・ディカプリオ演じるジャックを吹き替えた2003年制作の放送用素材がこうして再び日の目を見ることになったのは、本作を見たいとたくさんのリクエストを寄せてくださった皆さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝。
「03年のアフレコ時はジャックとローズ(冬馬由美)のシーンだけをまとめて収録したので、実際に映画を見ている時よりも、濃密かつテンポの速い展開に感じました。(19歳の設定の)ジャックの声を演じるにあたり、未来への希望を担保にした自信が彼を突き動かす原動力になっていると思うので“若さゆえの勢い”という部分を意識しました」と述懐。「タイタニック」と言えばジャックとローズが舳先(へさき)で抱擁するシーンが象徴的だが「口ずさむ歌のメロディーがよく分からなくて苦労しました」と苦笑いした。
お気に入りのシーンは「招かれたディナーの席でキャル(ローズの婚約者)やローズの母親の嫌味な口撃に負けずにジャックが堂々と言い返して、同席している人たちの賛同を勝ち取るところで、胸のすくシーンでした。あと、エンディングの大階段の時計のところにつながるワンカットにはセリフはありませんが、やはり目頭を熱くさせられます」と紹介。
「一大ブームを引き起こした劇場公開当時から既に20年以上たちましたが、あの時を思い出しながらジャックとローズのロマンスの行方と、タイタニック号に乗り合わせた様々な人たちの運命をもう一度見守りましょう。また、本作を見たことがないという若い方には、時代を経ても色あせない定番映画の底力も同時に感じ取っていただければと思っています。ぜひ、放送を楽しみにお待ちください」と呼び掛けた。