橋下徹氏 人流抑制の“目的化”を懸念も…菅首相には同情「悩みをもっと前面に出した方がいい」
2021年05月07日 18:04
芸能
MCのフリーアナウンサー宮根誠司(58)から「菅総理も人流は減少しているとおっしゃっている。成功しているんですか?」と問われた橋下氏は、「今、人流を抑制することが目的のように思ってますけど、人流が収まっても、病床のひっ迫率が改善しなかったり、感染者数が落ちなければ、これは成功ではないじゃないですか?」と指摘。人流抑制が手段ではなく、目的化してしまうことに懸念を示し、「菅さんは『人流は収まっているけれど、病床使用率はこうなんだ、感染者数はこうなんだ。だから、こうならない限りは緊急事態宣言を延長するんですよ』と言わないと」と話した。
一方で、記者団とのやりとりについては「そこを(編集で)切り取られたかもしれない」と前置きしつつ、「当事者の立場に立てば、悩みの連続ですよ」と問題山積の菅首相に同情も口にした。「社会経済活動を止めれば、経営が成り立たなくなる。だけど、社会経済活動を止めない限りは、感染者数は増える」とジレンマも指摘。「何を判断しても批判を受けるところなので、菅さんは悩みをもっと前面に出した方がいいと思う」と提案していた。