大阪府の吉村洋文知事は13日、府庁で囲み取材に対応。新型コロナウイルスに感染した自宅療養者が「現在、増えている」とし、「夜間、休日における症状が悪くなった時の相談、往診体制を強化する」と語った。
現在、府下全域でオンライン診療、電話を使っての診療を行っているが、手薄になりがちな夜間については、実際の訪問診療が4月23日から府下の守口市、八尾市で始まり、さらに茨木、寝屋川、豊中、枚方の各市にも拡大して6つの保健所管内で実行に移されているが、その制度をこの日から大阪市でもスタート。堺、東大阪の2市でも近日中に始めて、今月末までに府下全域に拡大するとした。
自宅療養者に対する夜間・休日における症状増悪時の相談・往診の対応は、平日が午後7時から、土曜日が午後6時からでいずれも翌朝6時まで。日曜、祝日は終日、対応していくという。