「さざ波発言」に怒りの声続々 豊田真由子氏「人の傷口に塩を塗る」桂南光「近所のオッサンやない」

2021年05月15日 11:31

芸能

「さざ波発言」に怒りの声続々 豊田真由子氏「人の傷口に塩を塗る」桂南光「近所のオッサンやない」
豊田真由子氏 Photo By 提供写真
 15日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜前9・25)で、日本国内での新型コロナ感染について、内閣官房参与の高橋洋一氏がツイッターで「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿して批判されたことを取り上げた。
 MCのハイヒール・リンゴ(59)が高橋氏のツイッターが炎上した問題を取り上げ「さざ波でウチの家族が亡くなって笑笑というのは…」と説明。同局解説委員長の高岡達之氏(56)は「身内が亡くなれば良い気持ちはしないけど」と前置きしたうえで「メディアが取り上げるから大きな問題になった。高橋さんはツイッターで、読みに行こうと言う方に発信してるだけで、日本人全員に言いたかったのではないので、非難を一方的に受けるのはおかしい」と擁護。一方で「問題は肩書き。(菅)総理に会おうと思えば会える立場であることで、簡単に言って良いのかと言われる方はいる」と持論を展開した。

 元衆院議員でコメンテーターの豊田真由子(46)は「自国の状況を客観的に見る必要がある。確かに欧米と比べれると低い。でも、アジアの近隣諸国で、韓国とか台湾とかオーストラリアとかニュージーランドとかと比べると断然に悪い。欧米も抑えてきてるのに、日本は抑えられていない」と指摘。ワクチンが総人口の1%しか接種できていない現状をあげ「その中で『たいしたことないよ』っていうのは」と否定的に意見。「亡くなった方も、後遺症のある人も、経済的にも困窮している人の傷口に塩を塗る」とバッサリ切り捨てた。

 桂南光(69)は「ツイッターは個人のつぶやき。今や、全世界に広がる。これを聞いた人も広げる。なぜ、高橋さんがこんなことをツイッターにあげたのか。ツッコまれて菅さんは『彼の個人的な意見』と。そうじゃないでしょ。自分に意見を言う内閣官房参与。そんな立場やから。一般の、近所のオッサンやないのよ。公人。うかつにもこんなこと。人が亡くなってるのにさざ波やって。それが大きな問題」と激怒した。
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