吉永小百合 忘れられない樹木希林さんとの最後のランチ「どうにもならないくらい辛かったけど」

2021年05月15日 18:18

芸能

吉永小百合 忘れられない樹木希林さんとの最後のランチ「どうにもならないくらい辛かったけど」
女優の吉永小百合 Photo By スポニチ
 女優の吉永小百合(76)が14日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)に出演し、2018年に亡くなった女優・樹木希林さん(享年75)との“最後のランチ”を明かした。
 NHKドラマ「夢千代日記」シリーズなどで共演し、公私に渡って親交があった吉永と希林さん。家族ぐるみの付き合いで、希林さんの長女でエッセイストの内田也哉子さん(45)は吉永を「第2の母」と慕うほど。吉永は「生き方が潔い、素晴らしいっていうところで憧れる」と親友への思いを語った。

 人におごってもらうことが好きではなかったが、吉永にだけは「絶対おごってもらう」と決めていた希林さん。それでも、吉永が「でも、最後におごってもらったんですよ、本当の最後」と語る2人だけの時間があった。「『そろそろ時間できる?』って聞かれて『大丈夫よ』って言ったら、希林さんがオーナーのレストランが西麻布にあって、そこに行きましょうってお食事をして」と振り返る吉永。ランチの席では「実は、私の体は今こうなってる」とPET検査の画像を見せられたという。

 希林さんは亡くなる十数年前から数々の病と闘い、2013年には「全身がん」と明かしていた。「どうにもならないくらい辛かったんですけど。『送っていくわ』って家まで送ってくれて…それからお会いしていない。亡くなった時は会いに行きましたけども」と振り返り、「だから、そういうことを私に知らせたかった」と亡き友の心中を思いやった。

 希林さんとは「そろそろ、2人でちゃんとしたものをやろう」と再共演を誓い合っていたという。「だけど、それができないっていうことを希林さんは言いたかったんだと思う」と語り、「あの日のことは忘れられない」と親友との最後の会話を思い起こしていた。
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