張本勲氏　“戦力外”通告の筒香に「日本に帰ってきたら俺が直して打たせるようにする」

　野球評論家の張本勲氏（80）が16日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）にリモート出演。レイズが、筒香嘉智内野手（29）をメジャー出場の前提となる40人枠から外し、事実上の戦力外にしたと発表したことに言及した。 　筒香は2年目の今季は主に一塁手として26試合で打率・167、0本塁打、5打点。DeNA時代は10年間で計205本塁打を放った長距離砲もメジャーの高い壁に苦しんだ。

　張本氏は「形が悪いわねえ。日本におった時、1番悪い形になっているからね。バックスイングがほとんどないもんねえ」と打撃フォームに触れ、「弓矢を引く時に後ろに引くでしょう。バックスイングの時に球を探すのよ。それが浅い。もともと浅いんだけど、ほとんどバックスイングがないもんね。足を上げて開いて打っている。これじゃあ手打ちにしかならない。手打ちだったら米国はちょっと球が重いしね。ちょっと動くから強く正確に打てないんだよ」と指摘。そして「早く日本に帰ってきたら俺が直して打たせるようにするんだけどね」と心配そうに話した。