「オールナイトニッポン」テーマ曲の意外な裏話 “アンコー”斉藤康弘アナ「間違えちゃったんです」

2021年05月17日 13:31

芸能

 元ニッポン放送アナウンサーでフリーアナウンサーの斉藤安弘(80)が16日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)にゲスト出演し、かつて担当していたニッポン放送「オールナイトニッポン」の裏話を明かした。
 “アンコー”の愛称で知られる斉藤アナは、67年10月にスタートし、放送開始から今年で55年目を迎えた長寿番組の初代パーソナリティーを務めた。ゲストが選ぶ好きな曲、思い出の曲には、同番組のテーマ「ビタースイート・サンバ」を選曲。「爆笑問題」田中裕二(56)から「聞くまでもなく、『オールナイトニッポン』のテーマ曲でもおなじみ…」と振られると、「これ、間違えちゃったんですよね、最初の日の人が。(レコードの)針を乗っけるんで。この曲じゃなかった」と驚きの事実を明かした。

 楽曲は名トランペッターのハーブ・アルパート率いるバンド「ティファナ・ブラス」のもの。斉藤アナによると、もともと同バンドの別の曲をテーマに使うはずだったが、スタッフがレコードをかけ間違えてこの曲が流れてしまったという。斉藤アナは「だけども、結果的にこっちの方がいいじゃない?って言って『ビタースイート・サンバ』に(定着した)」と話した。

 斉藤アナは、アルバートが来日した際に初対面したという。「この『ティファナ・ブラス』の曲を2回やってくれた。楽屋に行って、『こういう深夜番組があって、テーマソングで使っている』』って(聞いた)。『知ってる』と」。本人からも認知を得ていることを明かしていた。
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