吉川ひなの 母になり「すごく嫌だった」両親への思いも変化「やっぱり何をされても親」

2021年05月18日 12:12

芸能

吉川ひなの 母になり「すごく嫌だった」両親への思いも変化「やっぱり何をされても親」
吉川ひなの Photo By スポニチ
 モデルの吉川ひなの(41)が18日放送のフジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。若い頃から金の無心をされ続けた両親への思いを語った。
 自身の半生を赤裸々につづった著書「わたしが幸せになるまで」(幻冬舎)が5万5000部を超える反響を呼んでいる吉川が番組の独占インタビューに応じた。

 著書の中で、生活費のすべてを吉川の稼ぎで賄うなど、両親による金の無心についても赤裸々に告白。「私は親との関係がすごく嫌だった。親からされて嫌だったこともたくさん明確に分かっているので、それをどうしたら自分の子どもたちにしないようにできるかという、よく本とかでも親にされてきたことは無意識にくり返してしまうというのを、いろんなところで読んだんですけど、無意識だからくり返してしまうのであって、常に意識していれば私の代で終わるんだなと思って。子どもたちにはハッピーでしかないようなことをしていきたい」語った。

 「本当に母親も父親も母親なりに父親となりに、特に母親は精いっぱいだったんだろうなと。でも、それも母親はそういうふうにしかできなかったけど、愛情だったんだろうなと」と母になることで、両親への思いも変化。「20代の、本当に大変な時からやっぱり愛情はあるんですよね。親に対しても、どんなことをされても、やっぱり愛情はあるし、『愛されたい!』という思いもある。だから、その時から何となく『許したい』というのは思っていたんだとは思うんですけど、やっぱり何をされても親ですし、本当に憎むことはなかったですし、実際に私はそういうふうにされて思ったことは、してしまった人の方がされた人よりも結果、つらいんじゃないかとずっと思っていたんですよ」と語った。

 それでも、今は「私、本当に幸せです。もう空気吸うだけで幸せなの。なんか本当に毎日かみ締めちゃうんですよね。本当に小さな、小さなことで『ああ、幸せ』『ああ、幸せ』って思いながら生きています」と、幸せの絶頂にいることを明かした。
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