米倉涼子 10年目「ドクターX」は10月スタート コロナ禍病院舞台「前作を超えるものを」

2021年05月19日 05:33

芸能

米倉涼子 10年目「ドクターX」は10月スタート コロナ禍病院舞台「前作を超えるものを」
独立後初の「ドクターX」で主演を務める米倉涼子 Photo By 提供写真
 女優米倉涼子(45)が主演するテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第7シリーズが10月から放送されることが決定した。100年に一度のパンデミックにより世界中で医療崩壊が起こる中、「私、失敗しないので」の決めゼリフとともに孤高の天才外科医・大門未知子が帰ってくる。シリーズ誕生から今年で10年目。米倉は「まさか大門未知子という一人の女性の歴史が10年続くなんて!」と喜んでいる。
 今作では新型コロナ禍の医療現場をモデルに、前作から引き続き日本最高峰の東帝大学病院が舞台となる。東帝大では感染治療と内科が最優先。かつて花形だった外科は別棟の分院へと追いやられ、不要不急の外科手術は激減。感染危機と新たな権力が渦巻く病院内で、どんな困難にも自らの道を突き進む大門の姿を描く。

 米倉にとっても節目のタイミングだ。20年3月末に27年間所属した「オスカープロモーション」を退社。今作が独立後初の地上波連ドラ主演となる。「自分でやるべきことが凄く増えて、疲れてます。セリフ、覚えられるかな(笑い)?絶対に前作を超えるものを作りたい!」と決意を口にした。

 2012年に第1シリーズが放送され、全6シリーズを合わせた平均視聴率は20%超え。16年7月に放送されたスペシャルでも22%の高視聴率を記録した。10年前、米倉が「ドクターX」について初めて話を聞いたのは、米ニューヨークだった。ブロードウェーミュージカル「CHICAGO」に初出演した時で「この10年は自分自身の歴史を振り返られる時間」としみじみ振り返った。

 キャストも岸部一徳(74)や西田敏行(73)ら、おなじみのメンバーが再集結。「“ぜひもう一度やりたい”と願い、実現した最新シリーズ。パワーが皆さんに届いたらいいな」と意気込んでいる。
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