名人戦 渡辺名人と斎藤八段の第4局開始 戦型は相矢倉

2021年05月19日 12:54

芸能

名人戦 渡辺名人と斎藤八段の第4局開始 戦型は相矢倉
名人戦第4局に臨んだ渡辺明名人(提供・日本将棋連盟) Photo By 提供写真
 渡辺明名人(37)=王将、棋王の3冠=に斎藤慎太郎八段(28)が挑む第79期名人戦7番勝負の第4局は19日、長野県高山村「緑霞山宿藤井荘」で1日目が始まった。戦型は先手渡辺の誘導でシリーズ3度目の相矢倉へ進んだ。
 相矢倉になった今期の第1、3局はいずれも先手が斎藤。渡辺が先手だった第2局は相掛かりだった。今回、渡辺にどんな準備があるのか注目される。

 渡辺は18日、自身のブログに「ここ最近はいい流れで来ているので継続できるように指していきたいです」と記した。今年度成績は6勝1敗。第1局で斎藤から喫した1敗しかしていない。

 斎藤も7勝2敗。2敗は名人戦でのものだ。高山村へ出発前の16日、「これまでの地もそうでしたが、今回の長野県藤井荘も事前にホームページをみて、伺うのがより楽しみになります。藤井荘で検索する際には、予測変換に藤井二冠のお名前が挙がるのも良縁といったところでしょうか笑 それでは、頑張ってきます」と意気込みをツイッターに書き込んだ。

 午前12時半からの昼食は渡辺が「ざる蕎麦膳」、斎藤が「のど黒塩焼き膳」。

 シリーズは渡辺の2勝1敗。渡辺が勝って昨期初めて奪取した名人位の初防衛へ王手をかけるのか、斎藤が勝って再びタイか。持ち時間9時間の2日制で、終局は20日、夜の見込み。

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