深田恭子休養で“緊急登板”の比嘉愛未 代役起用の3つの決め手

2021年05月30日 09:00

芸能

深田恭子休養で“緊急登板”の比嘉愛未 代役起用の3つの決め手
比嘉愛未 Photo By スポニチ
 適応障害による当面の休養を発表した女優の深田恭子(38)が主演予定だったフジテレビ7月期の連続ドラマ「推しの王子様」(木曜後10・00)の代役を女優比嘉愛未(34)が務めることが決まった。ネット上では「比嘉さんなら安心して楽しめる」と好意的な意見がほとんどだ。自身のインスタグラムでも「もうやるっきゃない!の覚悟です」と決意表明している。
 なぜ、比嘉に白羽の矢が立ったのか。関係者によると、そこには3つの決め手があった。

 ドラマ制作側に深田の休養が伝えられたのは、26日の発表の数日前。クランクインは6月初旬を予定しており、約1週間で役作りを行わなければいけない。短期決戦が求められる状況でセリフ覚えの良さがポイントの一つとなった。

 代表作のドラマ「コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」では優秀なフライトナース役を熱演した。撮影開始前には病院へ見学に行き、専門用語の内容について積極的に医師に質問。セリフは「本当に失敗したくないので徹夜で覚えます」と明かし完璧主義を貫いている。

 加えて大きかったのが、演技力の高さだ。「マルモのおきて」では心優しいお姉さん役を好演。真面目なOLから刑事役まで幅広いキャラクターを演じ切れる引き出しの多さも武器だ。今回の恋愛コメディーでのベンチャー企業の社長もハマり役となりそうだ。

 熱意を持って芝居に取り組む姿や真面目な人柄は業界内でも評価が高い。制作スタッフは「一度でも一緒に仕事をしたら、絶対にまた仕事をしたくなる。信頼がとても厚い」と話す。今回の起用を決めた制作プロデューサーも、以前比嘉が出演したフジテレビのスペシャルドラマ「死との約束」を担当。「その時の印象がよかったそうなので、それも起用理由の1つでしょう」(テレビ局関係者)と語った。

 「愛未」という名前は、両親が「未来永劫、愛し愛されるように」という願いを込めて付けたという。突然の代役の打診にも快く応じたという比嘉。これも長く愛されている理由だろう。
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