マツコ 芸能界入りで目指していた意外なタレント「私の性格では無理だと分かった」
2021年05月30日 19:32
芸能
さんまとテレビ番組などで共演し始めてから、10年以上が経過。マツコは「10年くらいさんまさんとお仕事させてもらってるけど、『ありがとう』という気持ちと、『何でこの人に会っちゃったんだろう?』という気持ちと半分」と、複雑な思いを吐露した。さんまとの出会いによって「変なスイッチが入っちゃった」というのが理由で、「私もっと、高田純次さん的に生きたかったの。テレビのお仕事を最初にいただいた時ね、目標にしてたのは高田純次さんのはずだったのよ」と明かした。
高田といえば、ボケ倒す独特なユーモアでお茶の間を笑いに包む、緩いスタンス。そんな唯一無二の存在に、マツコは憧れを抱いていたが、さんまとの出会いで方向性がブレたという。「『高田純次さん的な感覚でテレビと向き合っていきたい』と思ってたら、この人絶対そんなの許さないじゃん?」と、さんまを指差して指摘。「高田純次さんが現れたんだったら許すけど、今から『高田純次さんに憧れてる』なんて言ったらさ、“バキウチ(説教)”されたわけよ?」と訴え、さんまを笑わせた。
さんまが「ああいうふうになりたいのは分かる。高田純次さんとか、所ジョージさんとか。でも、すごい計算をしてらっしゃるのも事実」と話すと、マツコも「だから、なれないんだよね」とポツリ。「自分でも、私の性格では無理だと分かった。そういう時にたまたま、さんまさんと運良くお仕事させてもらって、やるんだったら…それも無理だけど、やっぱ『さんまさんを目指そう』と思った」と告白した。
さんまから「マツコ、目指すところ間違ってる」と指摘されると、マツコは「いろいろ迷ってたら、ここにたどり着いちゃったのよ」と打ち明けていた。