BiSH初紅白へ 求められるアイナ・ジ・エンドの力
2021年05月30日 22:20
芸能
はにかみスマイルがかわいらしい愛されキャラ。しかしステージに立つと、しゃがれ気味なハスキーボイスで1度聴いたら忘れられない歌声と高い歌唱力が武器。シンガーソングライターとしても活躍し、30日に行われた無観客野外フェス「日比谷音楽祭2021」ではメインステージで歌唱。GLAYやMr.Childrenの桜井和寿(51)ら、そうそうたるメンバーの中に名を連ねた。
この日はグループの代表曲「オーケストラ」やソロの「金木犀」に加え、まさかの童謡「だんご3兄弟」を披露。選曲に携わった亀田誠治プロデューサー(56)は「あらゆる世代に届く曲を選びました」と説明した。親子孫3世代で楽しめるボーダーレスな音楽フェスを目指す「日比谷音楽祭」。大物ミュージシャンらと並んでキャスティングされ、イベントのモットーに沿った歌を割りふられたことは、アイナの実力を表す大きな意味を持つだろう。制作関係者も「童謡も歌いこなせるしキャラも強烈。これからもグループを引っ張って行く存在になる」と話した。
今年の紅白歌合戦の舞台は例年のNHKホールではなく、東京国際フォーラム。新たな会場で実施されることで、出場者の顔ぶれも大きく変わる可能性がある。今年こそ、夢舞台でパフォーマンスする「BiSH」の姿が見られるかもしれない。