「おかえりモネ」百音、もう中学生?大吉「あれだけの長さの手荷物を持っているのは」
2021年05月31日 08:35
芸能
朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。
第11話は、山で豪雨に見舞われたことをきっかけに、気象予報士の資格に興味を持った百音(清原)。早速、専門書を買って天気の勉強を始めるが、元から学校の勉強があまり得意ではなく、ズラリと並ぶ専門用語に悪戦苦闘していた。やがて夏になり、祖母・雅代(竹下景子)の初盆に合わせて亀島の実家へ帰省。港で父・耕治(内野聖陽)や妹・未知(蒔田彩珠)の出迎えを受け、百音はうれしく思う…という展開。
直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。お土産の「組手什(くでじゅう)」をバスの中に持ち込んだ百音に対し、博多大吉(50)は「あれだけの長さの手荷物を持っているのは(ピン芸人の)もう中学生以来だなと思って。もう中の(コントの)小道具も長いのよ。あれ、邪魔。冷蔵庫のダンボール、とにかく入らない」とツッコミ。スタジオの爆笑を誘った。
「組手什」は間伐材を有効利用した組立家具のパーツ。登米町森林組合の公式サイトなどによるとよ、長さ2メートル、幅39ミリメートル、厚さ15ミリメートルの杉材に40個の凹み“切り欠き”があり、その間の出っ張った部分をセルと呼ぶ。必要な長さに切り、自由に切り欠き部分をはめていき、簡易にイスや棚が出来上がる。東日本大震災の時には、登米町森林組合が寄贈し、避難所の仕切りや棚になった。