来年春「ちむどんどん」大森南朋が朝ドラ初出演「光栄 自分が出演できる日が来るなんて」黒島結菜の父役

2021年06月01日 12:31

芸能

来年春「ちむどんどん」大森南朋が朝ドラ初出演「光栄 自分が出演できる日が来るなんて」黒島結菜の父役
来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にヒロインの父親役でレギュラー出演する大森南朋 Photo By 提供写真
 俳優の大森南朋(49)が来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にレギュラー出演し、朝ドラ初出演を果たすことが1日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。女優の黒島結菜(24)演じるヒロイン暢子(のぶこ)の父・比嘉賢三(ひが・けんぞう)役を演じる。名脇役の1人だが、意外や朝ドラ初出演。「子どもの頃から現在に至るまで、ずっとずっとすぐそこにあったNHKの連続テレビ小説に、自分が出演できる日が来るなんて光栄であり、楽しみで仕方ありません。くれぐれも、よろしくお願いします」と喜びを明かした。
 タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。現在放送中の21年前期「おかえりモネ」、21年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)と個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。

 映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期の朝ドラ「マッサン」を手掛けた羽原大介氏(56)がオリジナル脚本で約8年ぶり2度目の登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。

 大森が演じる比嘉賢三は、唄三線が好きな穏やかな父。生まれ故郷の村でサトウキビ農家を営む。若い頃は大工や飲食業など、さまざまな仕事をしてきた。今も農閑期には家族を支えるため出稼ぎ仕事に行くことも。料理も得意で時折家族のために腕をふるう。唄三線をこよなく愛している。

 大森は「演じさせていただきます比嘉賢三さんは家族を愛し、唄三線を愛し、真っすぐ生きてきた人なのかな?時代に苛まれながら生きてきた彼には許せない思いも、揺るぎない思いもあったのだと想像できます。そんな人間には惹かれます。まだ何も始まっていないので、正確には答えられませんが、『タイトル』『脚本』『共演者』『スタッフ』そんなヒントとなるワード達に囲まれながら、いつもより早めにワクワクしております」と静かに張り切っている。
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