来年春「ちむどんどん」竜星涼「ひよっこ」以来5年ぶり朝ドラ!トラブルメイカーも「みんなのニーニーを」

2021年06月01日 13:01

芸能

来年春「ちむどんどん」竜星涼「ひよっこ」以来5年ぶり朝ドラ!トラブルメイカーも「みんなのニーニーを」
来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にヒロインの兄役でレギュラー出演する竜星涼 Photo By 提供写真
 俳優の竜星涼(28)が2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にレギュラー出演することが1日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。17年前期「ひよっこ」以来5年ぶりの朝ドラ出演で、女優の黒島結菜(24)演じるヒロイン・暢子(のぶこ)の兄・比嘉賢秀(ひが・けんしゅう)役を演じる。
 タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。現在放送中の21年前期「おかえりモネ」、21年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)と個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。

 映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期の朝ドラ「マッサン」を手掛けた羽原大介氏(56)がオリジナル脚本で約8年ぶり2度目の登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。

 竜星が演じる比嘉賢秀は比嘉家の長男、暢子の兄。自由奔放、腕力だけは人一倍。勉強は苦手、素行も悪いが、心優しく家族思い。常に「比嘉家の長男」を自負し、家族のため、さまざまな挑戦をするが、かえって迷惑をかけることが多いトラブルメーカー。子どもの頃、比嘉家は豚を飼っており、以来こよなく豚を愛する男となる。

 竜星は「比嘉家の長男、賢秀の印象は、自分勝手でトラブルメイカーなところはあるけれど、家族への愛や優しい一面を持っている人物です。きっと作品の中でも何度もトラブルを起こし、家族やその周りの人を巻き込んでいくことでしょう。でも最後には何だか憎めない。そんな、みんなのニーニーを作っていけたらと思います。今からキャストの皆さんと家族になるのが楽しみです!」と意気込み。

 警察官・綿引役を好演した「ひよっこ」で朝ドラデビュー。「実直で心優しい警察官を演じました。その当時、朝ドラ初出演ということで相当緊張していたことを覚えています。慣れない方言に苦戦しながら、たくさん失敗し、そして多くのことを学んだ現場でした」と今作への糧になる。
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