アジアンは活動22年でなぜ解散したのか 隅田、馬場園のメッセージに温度差
2021年06月03日 19:15
芸能
隅田は婚活を理由に15年から芸能活動を一時休止していた。17年にはブログで「ブスいじり」が結婚の障壁になっていると猛烈に批判。「ブスいじりが嫌なんじゃなくて、ブスいじりのせいで結婚できないのが嫌なだけ」と心境を綴っていた。今回の解散にも、それが影響しているとみられる。
「芸人をやっている限り、ブスと言われることがある。隅田さんは、それが本当に嫌だったようです。馬場園さんはどうしても漫才をやりたかったのですが、隅田さんが精神的に耐えられなくなった」(放送作家)という。
関係者によると、15年の休業については、隅田が深酒により劇場出番に遅刻するケースが増え、吉本興業の劇場が“出入り禁止”となったことにもあった。「精神的にも荒れていた時期だった。きっちり休むのか、仕事を取るのか、どちらかを選ぶことになり、隅田さんが婚活を選んだ」(関係者)という。
隅田はこの日、インスタグラムに「今後は昔からの夢でもあった演劇の世界で芝居やミュージカルに本格的に挑戦していきたいと思っています。突然の発表でびっくりさせてすみません!アジアンとして漫才ができたことは、ほんとにほんとに感謝しかございません!」と投稿。
一方の馬場園はツイッターで「今や一日一日が貴重な時代。限りある時間を全力で好きなことに使ってもらいたいので全力で送り出すことにしました」とし、「気持ちは一生漫才師として初心に返ってまた楽しい事を求めていきたいと思います。アジアンとして漫才ができて最高でした」と綴った。
2人の投稿を見比べると、ここも温度差が感じられる。解散という選択には、今後を見据えて隅田が5歳年上だったことも影響したのかもしれない。
「アジアンとして22年間活動して参りましたが、今後は…」(隅田)。新しい道を歩み始める2人には、アジアン時代の実績を超える活躍を期待したいところだ。