橋下徹氏が提案 東京五輪開催か否か「政府と尾身さんでフルオープンでの討論会をすればいい」
2021年06月05日 22:52
芸能
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、先日の国会で「パンデミックの中での開催は普通ではない」「開催するのなら、政府もIOCもかなり厳しい責任を果たさないと、一般の市民もついてこない」など、否定的な意見を強く語っていた。
この発言に対して、橋下氏は「安全安心なオリンピック」としか説明しない政府に対して、安全性の確保についての具体的な説明を要望。「それに対して政治が、乗り越えるようなプロセスを取らずに、もうやるんだ、と(しか言わない)。しかも、丸川さんとか出てきたら、スポーツの力を信じて、とか。あの人も、ニュースキャスターやっていたんだから!」と答弁としては“不合格”な発言に苦笑い。「政治家なんだから、尾身さんの意見には根拠を持って覆していけばいいわけだから。専門家の意見に対して、ちゃんと政治家が乗り越えるような論理を言えないなら、政治家として失格ですよ」と投げかけた。
尾身会長に対しても、開催した場合の感染拡大について様々な見解が出ていることに「尾身さんにも反論してもらう」と提案し、「あとは国民が見れば、どっちに分があるかはわかる訳だから」と、国民の前で討論会をすべきとの論調で語った。
岸博幸氏も基本的には同じ意見で「(政府も)実際の議論はメディアに出さないで、コソコソやる。尾身さんとの議論をもっとしっかりやっていい。五輪はある意味で国際公約なのでやるべきだと思うが、(開催)できないラインはある。それを議論して明確にすればいい」と同調していた。