春風亭昇太 若手時代を支えた、伝説の天才落語家2人からのうれしすぎる言葉とは…
2021年06月13日 20:51
芸能
昇太は「大阪にも呼んでもらえるようになって、桂枝雀師匠にもお会いすることができた」と、今は亡き不世出の天才上方落語家との思い出を回想。「枝雀師匠が『あなたは面白いね』って。それを言われた時、凄くうれしかった」と顔をほころばせた。
92年の真打ち抜てき後は、絶対スベられない重圧から、テッパンの新作3本を繰り返し披露する日々だったという。当時を「高座に上がるのが憂うつで、憂うつで…ちょっと(精神的に)おかしくなっていた」と振り返った。
だが、ここでもレジェンド落語家の言葉に出会う。「立川談志師匠から番組で『古典をやれ』と言われてやったら、『古典もおもしれえな、コイツは』と言ってくれて、楽になった」と笑顔。天才のお墨付きをもらって古典にも力を入れ、“昇太=新作”のイメージを脱却できたことに感謝していた。