藤井聡太2冠 屋敷伸之九段を下すも反省「読み抜けがあった」 順位戦B級1組3回戦
2021年06月14日 01:04
芸能
来期のA級昇級を目指す藤井は2回戦(3日)で稲葉陽八段(32)に敗れ、順位戦の連勝は史上2位の22でストップ。「鬼の住処(すみか)」と言われるステージで早々と一敗地にまみれた。今局の屋敷戦で敗れ連敗となれば昇級に黄信号がともる状況だったが、過去2戦2勝の相手に手堅い指し回しで勝利を収めた。
見た目は快勝にも、藤井自身は「読み抜けがあった」「ちゃんと読まなければいけない」「選択肢が多く、もう少しいい展開を選べたか」と反省の弁。今後については「B級1組は(日程が)長いので星取りを考えずに臨もうと思います。まだ9局残っている。あまり先のことを考えず目の前の1局1局を指そうと思います」と話した。
順位戦の次局は久保利明九段(45)と対戦する。