石破茂氏 緊急事態宣言解除後の酒類提供に私見「場所の問題か行為の問題か」

2021年06月17日 18:24

芸能

 自民党の石破茂元幹事長(64)が17日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI」(月~金曜後3・30)にコメンテーターとして出演し、緊急事態宣言解除後も飲食店での酒類の提供を午後7時までとする政府案について私見を語った。
 政府は沖縄を除く9都道府県で緊急事態宣言を解除する方針。酒類の提供については、まん延防止等重点措置に移行した地域の飲食店に午後8時までの時短営業を要請し、さらに感染対策などの条件を満たした店には午後7時までの条件付きで可能とする緩和策を示した。

 これについて石破氏は「場所の問題なのか、行為の問題なのかという話」とコメント。「私も酒は嫌いじゃないし、みんなで飲むのは好きなんですよ」と前置きし、「いわゆるどんちゃん騒ぎをやっちゃいかんということですよね。競技を見ながら、お酒を飲む必要があるかしらね?という気がするわけですよ」と、スポーツイベントの会場等での酒類の提供には消極的な見解を示した。

 自身の学生時代、飲酒しながら野球観戦をした経験を振り返り、「そりゃあ酒を飲むと、何となく気が大きくなって、ワーワー、キャーキャーなりますよね。どうしてもそんな感じですもん。『そこでお酒を飲むのはしばらく控えてもらえませんか?』と言うのは、ありだと思っている」と話した。

 一方で、居酒屋などに対する酒類提供の制限は別問題とした。「いわゆる居酒屋で、酒が出ないでつまみだけ出てくるのは、かなりつらいものがありましてね。アクリル板もある、どんちゃん騒ぎをしない、静かに話をする、ということであれば、一律制限するっていうのはどうなんだろう?」と疑問を呈した。さらに「7時、7時半でも、大切なのは『そこにおいて病気を拡大するような行為は慎みましょうね』ということではないですかね?」と指摘した。
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