Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」で伝説の女優・黒木香役を好演した女優の森田望智(24)が、続編「全裸監督 シーズン2」(24日配信開始)への思いを語った。「エロス界の風雲児」といわれたビデオ監督・村西とおる氏の半生を描いた作品。森田はシーズン1で、女優として花開いていく黒木を体当たりで演じ大きな話題を呼んだ。「エロはダメ!と抑圧されてきた女の子が、1で開花。でも2では24時間“黒木香”でい続けないといけない窮屈さを感じる。その演じ分けが難しかったです」と振り返った。
役作りのために浅草のストリップショーを見に行くなど、研究は怠らない。「一人の人間を演じる上で、どれだけ突き詰めても足りない」。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で朝ドラ初出演するなど飛躍を遂げた。「全裸監督は私の原点。これからも作家性のある作品で必要とされる役者でありたい」と決意を口にした。
◇森田 望智(もりた・みさと)1996年(平8)9月13日生まれ、神奈川県出身の24歳。11年に女優デビュー。「全裸監督」で第24回釜山国際映画祭「アジアコンテンツアワード」の最優秀新人賞を受賞。好きな女優は蒼井優。1メートル63。