爆問・太田 コロナめぐる報道でジレンマ「恐怖あおる番組もいいけど安心させたい」
2021年06月24日 20:40
芸能
![爆問・太田 コロナめぐる報道でジレンマ「恐怖あおる番組もいいけど安心させたい」](/entertainment/news/2021/06/24/jpeg/20210624s00041000703000p_view.webp)
連日の報道で精神的に落ち込む人もいるとし、「『あれが良くない。これが良くない』とかいうのも、感染者的には危機感をあおらないといけないのかもしれないけど、それによって精神的に参る人もいる。ウイルスも見えないけど、その言葉の攻撃も見えないじゃないですか?」と指摘した。
自身の思いと伝える義務との間で、ジレンマを抱え続けているという。「俺はどっちかというといい加減な方で、『大丈夫だよ』と言いたいんですよ。それを言うとバッシングされるから、何となく『大丈夫なんじゃないの?』くらいの言い方にしかならないんだけど」と、忸怩(じくじ)たる思いを明かした。さらに、注意を促す報道、安心を伝える報道の両立の大切さを挙げ、「バランスだと思う。恐怖をあおる番組があってもいいけど、俺はどっちかというと安心させたいなあと思ってる」とも話した。
パーソナリティーの大竹まこと(72)から「サンジャポ(内の意見)は?」と問われると、太田は「いろんな意見があるんですよ」と答えた。東京五輪開催の是非を例に挙げ、「デーブ(・スペクター)さんなんかは『五輪(をやるのは)絶対バカだよ』と。俺は五輪はやってほしいと思ってる」と明かした。さらに「世界中がこれだけ1年も悩んでやってきて、オリンピックまで中止になっちゃったら、絶望的に思う人がいると思うし、もしこれが成功したら、みんなに勇気を与えるだろうなって」と私見を語った。