新庄剛志氏 阪神時代に味わった「一生忘れられない」球宴での屈辱「悲しい思いと、腹が立つ思いと」
2021年06月26日 11:51
芸能
1997年のオールスター戦に、シーズン打率2割1分台ながらファン投票で選出された新庄氏。「その時に、セ・リーグの監督は長嶋さん。清原さんやら、イチローさんやらがいっぱいいて、1打席目でネクストバッターサークルから打席に行く時に、観客席からペットボトルを何百個も投げられたんですよ。外野のレフトスタンドにダンボールで『おい、コラボケ!新庄 そんな成績でオールスター出るなんて恥を知れ!』って書かれたんですよ。知らんやん!あんたたちや、選んだのは!」と、いわゆる“応援ボイコット”と言われる事件を振り返った。
「300、400個ぐらい投げられた。それで、試合開始になって案の定、3球三振。どうしようって、悲しい思いと、腹が立つ思いと、先輩たちにも待たせて(申し訳ない)という思いで、しょんぼりしていた」と悔しさをにじませ、「いろいろホームラン打ったり、ヒーローになったりしてるんですけど、そのオールスターでの屈辱が一生忘れられない」と語った。