舛添要一氏 東京五輪急転中止のシナリオ推測「WHOがやめろと言ったら、IOCでもやれないんじゃ」
2021年06月27日 17:44
芸能
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インドで最初に確認された感染力の強い変異株(デルタ株)が、世界で広がっていることにも言及。「インド株がすごい勢いではやっていて、イスラエルがそうでしょう?またマスク始めちゃって。イギリスも平気で『パブで飲もう』と言っていたのを、制限してきている。あれだけ、国民の半分以上が打っているところでそうなっているんで」と懸念を示した。
舛添氏が注目しているのは、世界保健機関(WHO)の動きという。「イスラエルとかイギリスとか、(ワクチンを)半分打っているところでも、『もう1ぺん止めようか』と言っている。1カ月伸ばしたんですよ、イギリスは規制解除するのを」と、警戒を強めている世界各国の現状を解説。「インド株の増え方では、WHOから見たら『やめてくれ』と言わざるを得ないかもしれない。力関係から見て、WHOがやめろと言ったら、いくらIOCでもやれないんじゃないかと。私はその可能性はまだあると思っている」と、最悪のシナリオを口にした。
舛添氏は、デルタ株の感染拡大でも五輪を強行した場合についても推測。「それでもやるって、バーンっと1回、日本で死ぬ人が増えたら、総理と都知事の責任ですよ。組織委員会も含めて。政府、倒れますよ、そうなったら」と指摘した。