アナウンサーの人事異動、背景に一体何が…“若手アナが動く3パターン”とは
2021年06月30日 21:03
芸能
久代アナは昨年12月にユーチューバーのはるくん(25)と結婚。SNS上ではさまざまな憶測が飛び交っている。
テレビ局の一社員であるアナウンサーが他部署へ移動することは決して珍しいことではない。現在も番組制作や営業、広報、宣伝など数多くの部署にアナウンサー出身のテレビマンがいる。
ただ、あるキー局の関係者は「31歳と聞いて“早いな”と思った」と率直な感想を明かした。「アナウンス室も企業の一部署なので、ポストをめぐる出世競争がある。40代以降に主要ポストに付いていないアナウンサーが他部署へ異動となることは、各局で定期的にあること。でも31歳はアナウンサーとしては働き盛りの時期。出世レースにはまだまだ早いので、何か別の理由があるのだろう」と推測した。
キー局関係者は「若手アナウンサーの他部署への異動となるのは3パターンある」と明かした。(1)自ら申し出て異動となるケース(2)他部署の方が活躍できると局が判断したケース(3)不祥事などでアナウンサー失格の烙印を押された――。たいていはこのどれかに当てはまるという。
「(1)や(2)は、例えば報道番組で現場取材をしているアナウンサーが報道局に異動というケースでみられる。問題の(3)は人それぞれ。ただ、技術不足などアナウンス力を問われての異動ではない場合が多い。何かしら“テレビに出せない”という理由が背景にある。寝坊や遅刻が多い、私生活でトラブルを起こしたなど、個人的な問題を本人が抱えていることが多い」という。
一方で、こうした異動で局には別の悩みも生まれる。キー局の編成関係者は「アナウンサーは専門職。他部署への異動はあっても、他部署からの異動でアナウンサーになることはほぼない。手塩にかけて育てたアナウンサーがいなくなっても、替わりの人員は補充されない。下の世代を育てなければならなくなる。もちろん、これがやる気につながることもあるが」と話している。