横浜流星 人気漫画「嘘喰い」映画化で闇社会のギャンブラーに「作品の世界にどっぷりと漬かって」
2021年07月02日 06:00
芸能
プロデューサーは起用理由を「魔性の魅力にあふれカッコ良いだけでなく、誰よりも優しい男を演じられるのは彼しか考えられませんでした」と語る。その思いを受けた横浜は、役作りも綿密に行った。「原作を読んで銀髪がトレードマークな役どころだったのと、大切な原作をリスペクトしつつさらにパワーアップした作品を作るため」と髪を初めて銀髪に染め撮影に挑んだ。
監督は「リング」などで知られるジャパニーズホラーの旗手・中田秀夫氏。「スマホを落としただけなのに」など緊迫した心理描写も得意としている。2人はクランクイン前から何度も話し合いを重ね、中田氏は「私が思い描いていた、主人公貘の内面、特に彼独特の“死生観”をしっかりと捉えてくださった」と絶賛。今を時めく若手俳優と日本の名匠がつくり上げるスリリングな世界観が堪能できそうだ。
▽嘘喰い 日本の闇社会を牛耳る組織、会員制の倶楽部賭郎(かけろう)が舞台。正体不明の天才ギャンブラーが、あらゆるギャンブルや殺しが行われる場に乗り込む。巨額の金が動き、時には命を賭けるその場で、仕掛けられたイカサマや嘘を見破りながら頂点を目指し数々のゲームに挑んでいく。