「スーパーマン」や「リーサル・ウェポン」などの人気作品を手掛けた米映画監督のリチャード・ドナー氏が、5日にロサンゼルスで死去。家族がビジネス・パートナーを通して発表したもので91歳だった。死因は明らかになっていない。
ドナー氏は1976年、ホラー映画の「オーメン」が出世作となり、「スーパーマン(1978年)」、「グーニーズ(1985年)」や、メル・ギブソンとダニー・グローヴァー出演の刑事映画「リーサル・ウェポン」シリーズなども手がけた。「X―メン」や「フリー・ウィリー」など大ヒット作のプロデューサーも担当。ブルース・ウィリスが主演した2006年の作品「16ブロック」が遺作となった。
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ドナー氏はニューヨークのブロンクス生まれ。ニューヨーク大学で演劇を学び、俳優としてデビューしたが、その後テレビドラマの演出を担当するようになり、1961年に映画監督としてデビューした。