木10「推しの王子様」初回 フジ宮司愛海アナがドラマ初出演!比嘉愛未との共演に感激「食らいついて」
2021年07月08日 06:00
芸能
乙女ゲーム(女性向け恋愛ゲームの総称)を手掛けるベンチャー企業「ペガサス・インク」の代表取締役社長・日高泉美(比嘉)が、容姿だけ完璧で内面は無気力な13歳年下の青年・五十嵐航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるため奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”な日々を、まばゆいほどの胸キュンとともに描くオリジナルのラブストーリー。
現在36歳の泉美は4年前に起業し、最初にリリースした乙女ゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」が異例の大ヒットを記録。「ラブ・マイ・ペガサス」は、外見から内面まですべてを泉美の理想通りに作り上げたケント様と恋に落ちるゲーム。泉美は一躍、新進気鋭の経営者として、もてはやされることに。
そして、この大注目の社長の素顔に迫る特集がドキュメンタリー番組内で制作されることになり、宮司アナはインタビュアー役。スタジオに泉美を迎え、さまざまな話を引き出していく。
――出演オファーがあった時の感想は?
「アナウンサーが映画やドラマに出演させていただくことは度々あり、私も過去に3回ほど映画に出演させていただいたことがあります。その際はアナウンサー役で出演することが多いのですが、本作のようにセリフがたくさんある役は初めて。内容が分かってない状態でオファーを頂いた時は、どういうことをするのだろうと、ワクワク感と少し不安な気持ちでドキドキしていましたね」
――撮影にあたり、準備は?
「インタビュアー役という、普段、自分がしている仕事に近い役どころなので、どうやったらドラマにおいてアナウンサー感が出せるか考えました。ドラマの現場は新入社員の研修以来、ほぼ行ったことがなく、どのように撮影が進行するのかすら分からない状態。とにかく、まずは完璧にセリフを覚えていこうと、家で自分のセリフを録音して聞いたり、相手のセリフを自分で読んで録音して、それを受けて自分のセリフを言う練習をしたりしました。あとは、普段インタビューをしている時の2倍くらい感情を言葉に乗せるイメージで練習し、声だけでも表情が伝わるように、ということを心掛けていました」
――ドラマの撮影現場に初参加して。
「情報番組のリポーターとして、ドラマの撮影現場に何度か来たことはあるのですが、演じる立場としては初めてで。それに感動しながらも、位置に就くと、すぐ『それでは始めます!』とテキパキとリハーサルが始まったので、『もし、セリフを完璧に覚えられてない状態で現場に来ていたら、どんなことになっていたのだろう』と恐ろしくなりました。また、台本にはセリフ以外に、人物の動きなどが描写されているト書きがあって、役者の方はト書きも全部、頭に入れて、シーンを完全に把握してから現場に来ていることを目の当たりにして、本当に凄いなと改めて感じました。一方で、現場によって本当に雰囲気や決まり事が違うのだなと、普段、身を置いているスポーツの現場との違いに、一人驚いていました」
――比嘉愛未との共演は?
「現場の雰囲気をつかむのに必死で、あいさつをした後、話し掛けていいのか分からず、戸惑っていると、比嘉さんの方から『度々、取材でも来ていただいて』と気さくに話しかけていただいて。昔、『めざましテレビ』のリポーターとして『コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』の取材をさせていただいたことを覚えていてくださったんです。これから本番に入るのに、そんなふうに他の人を気遣うこともできて、本当にステキな方だなと思いました。主演の比嘉さん自ら、現場の雰囲気を柔らかく、温かくしようとする振る舞いに、私自身、学ぶこともとても多かったです。でも撮影となると、スタートがかかる直前に目の色が変わり、それがもう日高社長そのもので。『これが本物の女優さんなんだ』と感激するのと同時に、私もドラマの中のインタビュアーになり切り、失礼にならないように食らいついていかなくては、という気持ちでやらせていただきました」
――視聴者へメッセージを。
「日高社長がケント様そっくりの航に出会って育てていく、育成ゲーム的な側面もあるドラマなので、見ている方も一緒に、どのように育っていくのだろうというワクワク感を楽しめると思います。実は私も、乙女ゲームにハマっていた経験があるので、視聴者としても一層、このドラマが楽しみですし、“乙ゲー好き”の方にも見ていただきたいです!また私が出演するシーンは、日高社長の背景を説明していく重要なシーンでもあります。ぜひ、耳を傾けて、聞いていただければ、うれしいです」