比嘉愛未 「リベンジしたい」親に土下座で上京 「貯金20万で出て来た」

2021年07月08日 12:23

芸能

比嘉愛未 「リベンジしたい」親に土下座で上京 「貯金20万で出て来た」
比嘉愛未 Photo By スポニチ
 女優・比嘉愛未(35)が、7日放送のフジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか?」(水曜後10・00)にゲスト出演し、人生最大の挫折と、故郷の沖縄から上京した当時の思い出を語った。
 全国の有名占い師が芸能人らゲスト出演者の過去や運命を占うバラエティー番組。比嘉は四柱推命、九星気学、神通力を融合した「帝王占術」の木下レオン氏から占い結果を報告された。

 「17歳、高校2年生のころがうまくいかない時期」と話す木下氏に、比嘉は「17歳の時に一番大きな挫折、人生で初めての挫折をしたんですよ」と告白。地元・沖縄を舞台にした映画「ニライカナイからの手紙」(05年)で演技に初挑戦したものの、大失敗した経験があるという。「お芝居をやったことないのに、いきなりせりふをいただいて言わなきゃいけない。やったときに全然言えなくて、何十回かテイク重ねちゃって、つらかった」と明かした。

 悔しさのあまり、「それがあったからもう1回リベンジしたいと思って」上京を決意したという。「貯金20万で出て来たんですよ。親にも土下座し、反対を押し切って。うちの親族が代々、沖縄で、東京に出ている人が誰もいなくて。大都会に行って大丈夫なのか、もちろん心配だったんですよ」。不安も明かしつつ、「だから絶対負けたくないと思って、『絶対に出る』って土下座しました」と覚悟の上京だった。

 家族からは「1年猶予を与えるから自分の力でやってみろ」と言われたという。「1年たったのがちょうど朝ドラのオーディションだった」。07年のNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」のヒロインの座を射止め、人気女優への階段を上り始めた。

 がむしゃらだった当時を「ど新人だったので、せりふを覚えて言う、その場に立つことで必死だった。とにかく目の前のことを一生懸命頑張ることしか考えてなかった」と振り返る。木下氏は「この時期、基本的に迷う時期だった」と指摘しており、迷いなく目の前の仕事に向き合ったことが吉と出たようだ。比嘉も「朝ドラがなかったら、沖縄に帰っていたと思います」と話していた。
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