「鎌倉殿の13人」我が家・坪倉由幸 大河初出演「まさか」祖母に喜びの初報告 三谷幸喜氏指名「感動」
2021年07月09日 16:35
芸能
坪倉が演じる工藤祐経は、北条義時(小栗)の祖父・伊東祐親(辻萬長、「辻」は一点しんにょう)を恨む伊豆の武士。源頼朝(大泉洋)に仕え、歌舞音曲に通じたことから「工藤一臈」と呼ばれた。所領の争いから、祐親の嫡男・河津祐泰を殺害。最期は「曽我兄弟の仇討ち」に遭う。
坪倉は「まさか大河ドラマに出演させていただけるなんて!うれしすぎて、芸人としてテレビに出演させてもらえるようになって15年くらいになりますが、初めて祖母に告知しました。祖母も高齢になって体が弱ってきて、さらに、こういうご時世でなかなか会えてないんですが『鎌倉殿の13人』を見て少しでも元気になってくれたら、うれしいです」と歓喜。
「僕が演じさせていただく工藤祐経は、戦よりも芸事に長けた人物でお調子者といった印象。だが、ある人物を深く恨んでいる。その辺りを丁寧に表現できるよう頑張ります」と意気込んでいる。
三谷作品は、今年3月に放送されたフジテレビ「死との約束」が初参加。「昔からドラマ『古畑任三郎』が大好きで、コント番組内の企画でも勝手にマネさせてもらっていました。そして今年の3月に初めて三谷さん脚本のドラマに出演させていただきました。現場で一度だけお会いしたんですが、その時の第一声が『オファー来てビックリしたでしょ?』って。続けて『僕の好きな海外の役者さんがいて、その人と坪倉君の雰囲気が似ててさぁ』と。僕のことを以前から認識してくれたことに感動したのを覚えています。それから数か月後に、まさか三谷さん脚本の、しかも大河ドラマなんて。楽しみすぎます」と感激。
「2年前に『騙し絵の牙』という映画の撮影で初めて大泉洋さんとご一緒させていただきました。主演の大泉さんは撮影の合間、僕や若い俳優の方々にもとても気さくに優しく話し掛けてくれて、さらに面白い。みんながかたくならないよう、とてもやりやすい現場を作ってくださった印象です。今回、僕の演じる工藤祐経は大泉さん演じる源頼朝に従うことになると思うので、大泉さんと少しでも絡むことがあれば、うれしいです」と再会を心待ちにしている。