第1局黒星スタートの藤井聡太王位「持ち時間を有効に使いたい」 13日に王位戦第2局
2021年07月12日 18:51
芸能
今回は愛知県の自宅から空路で新千歳空港に降り、札幌からJR函館本線を利用しての旭川入り。「過去何回か北海道に来ていますが、鉄道には乗ってなかったので」と自ら希望して鉄路を選んだという。車窓からの光景について「北海道らしく、すごくのどかな風景が広がっていて、楽しい時間を過ごすことができました。また機会があればローカル線にも乗ってみたい」とにこやかに話した。
先勝している豊島は空路で直接現地入り。以前は「耳が痛くなるので」と飛行機移動を避けており、2年前の王位戦第2局では自宅のある兵庫県から新幹線と在来線を乗り継いで札幌入りしたほど。しかし昨年初めに鼻を手術したことで耳の痛みが薄れ、今回は航空機を利用した。「やっぱり楽ですね」と言う挑戦者は藤井との第2局を前に「棋聖戦をいい内容で防衛しているので、とても充実している印象がある。全力を尽くし、いい対局を見せたい」と話した。
13日の対局は豊島の先手で午前9時に開始。午後6時に指し掛けとなり、翌14日午前9時に再開する。